【2025年版・国内網羅比較】受付アプリの特徴と料金まとめ

国内で導入検討されやすい受付アプリについて、特徴/おすすめユーザー/料金目安/情報元リンクを整理しました。料金が非公開・変動制のものは「要問い合わせ(公式参照)」と表記しています(最終更新:2025-08-14)。

本記事では 受付アプリ(来訪者受付システム/タブレット受付/無人受付) の基礎と選定ポイント、主要サービスの価格・機能比較をまとめています。チャット通知連携( Slack連携Chatwork連携Microsoft Teams連携 )や、iPad受付Androidタブレット受付の使い方も内部リンクから辿れます。

#受付アプリ #比較 #Slack/Chatwork/Teams

受付アプリとは?(かんたん定義)

受付アプリ(来訪者受付システム/ビジター管理システム)は、来訪者がタブレットなどでチェックインすると、担当者へ自動通知し、受付記録を保存するためのソフトウェアです。従来の内線呼び出し・紙台帳・有人受付を置き換え、省人化・待ち時間削減・セキュリティ/監査対応の強化を実現します。

  • 来訪者操作:ボタン選択/QR・番号入力/事前登録
  • 通知方法:Slack/Chatwork/Microsoft Teams/メール/内線連携など
  • 記録・管理:来訪履歴の保存、担当者・目的・滞在時間などのログ化

なぜ導入したほうが良いのか(導入メリット)

  • 省人化・業務効率化:内線の取次や来客メモの手書きを削減し、担当者へ即時通知。
  • 見落とし防止:チャット通知で確実に届く。外出中・在宅勤務中でも把握。
  • 待ち時間短縮:訪問目的別の自動振り分けで担当者がすぐ動ける(Slack通知Chatwork通知が有効)。
  • 履歴の一元管理:誰がいつ来たかを可視化。セキュリティ・コンプライアンス(監査・ISMS)にも有用。
  • スモールスタート可能:タブレット1台・初期工事不要で試せるサービスが多い。

大まかな種類(選定の出発点)

  • チャット通知特化型:Slack/Chatwork/Teamsに即時通知。シンプル運用・中小規模~多拠点で使いやすい。
  • 物理セキュリティ連携型スマートロック/ゲートと連携し、受付~入館を一体運用。セキュリティ要件が高い現場向け。
  • イベント・大量受付型QR/IC/イベントモードなどで大人数処理に強い。展示会・説明会・大規模オフィス向け。
  • ワークプレイス統合型:受付に加え、会議室・座席・入退室などと統合管理。全体最適を図りたい企業に適合。

各サービス比較(既存の詳細比較)

🏢 RECEPTIONIST(レセプショニスト)

大企業・多拠点運用に耐えるエンタープライズ指向の受付基盤。豊富な拡張性と厳格なセキュリティ要件に対応します。

公式サイト:https://receptionist.jp/

特徴

  • Slack/Microsoft Teams/Google Chat 連携でリアルタイム通知
  • QR・顔認証、入館証発行、カレンダー連携、SAML/SSO
  • ゲート・入退館システムとの連携など大規模要件に最適

おすすめ

  • 大企業・拠点数が多く、運用要件が複雑な組織
  • 入館証・ゲート連携など物理セキュリティと一体運用したい現場

料金

要問い合わせ(公式サイト参照)

🏢 Acall(アコール/WorkstyleOS)

受付に留まらず、会議室・座席・入退室などを統合する"ワークプレイスOS"。全体最適を志向する組織に。

公式サイト:https://www.workstyleos.com/

特徴

  • 受付・会議室予約・座席・入退室を一元管理
  • ゲート連携、SSO/プロビジョニング(SCIM)によるユーザー管理
  • 拡張機能を用途に応じて選択的に組み合わせ可能

おすすめ

  • 働き方改革を進め、オフィス運用の全体最適を目指す企業
  • 多機能を段階導入しながら運用成熟度を高めたい組織

料金

要問い合わせ(公式サイト参照)

🔐 workhub Reception(ビットキー)

スマートロック/ゲートと連携し、受付から入館までを一気通貫で運用。物理セキュリティに強み。

公式サイト:https://www.bitlock.workhub.site/

特徴

  • スマートロック・ゲート連携、遠隔解錠、ワンタイムキー
  • 来訪者の事前登録や受付の自動化で省人化
  • 入退室と合わせたセキュリティ運用の一体化

おすすめ

  • 鍵・ゲートまで含めて自動化したいオフィスや施設
  • 来館導線全体をセキュアに最適化したい現場

料金

月額3,000円(税抜)〜、初期費用0円

📱 Smart at reception(M-SOLUTIONS)

QR/IC受付やイベントモードで大人数のチェックインに強い。イベント・説明会・複数窓口運用に適した設計。

公式サイト:https://smartat.jp/

特徴

  • QR/IC による高速チェックイン、イベントモード
  • 大量来訪・複数窓口に耐える受付フロー
  • CRM 等の外部システム連携事例

おすすめ

  • 展示会・説明会など大人数の受付が発生する場面
  • 本社/支社など窓口が多い大規模オフィス

料金

Basic 20,000円/Premium 30,000円/Enterprise 50,000円(端末台数基準・一拠点)

🐱 ラクネコ

低価格帯で導入しやすい iPad 受付。シンプル運用とチャット通知にフォーカス。

公式サイト:https://raku-neko.jp/

特徴

  • 低コストで導入しやすい料金体系
  • iPad ベースで設置/運用が簡単
  • チャット通知に対応し、担当者へ素早く連絡

おすすめ

  • まずは低コストで受付の自動化を試したい中小規模オフィスや店舗
  • チャット通知中心でシンプルに運用したい環境

料金

月額5,000円〜(50名以下、初期費用0円)

📞 EASY-RING

電話・ビデオ通話中心の呼び出し型。工事不要でスピーディに導入可能。

公式サイト:https://easy-ring.jp/

特徴

  • 電話/ビデオ通話による呼び出しに特化
  • 工事不要で短期導入が可能
  • ネットワーク制約のある現場にも適合

おすすめ

  • 工場・倉庫などインフラ制約の大きい拠点
  • 少人数運用でシンプルな呼出導線を求める現場

料金

要問い合わせ(公式サイト参照)

🌐 WowDesk

番号/フォーム入力で受付し、担当者へチャット通知。多言語表示と来訪ログ管理に対応。

公式サイト:https://www.wowdesk.jp/

特徴

  • 番号入力・フォーム入力による受付フロー
  • 多言語表示に対応し、外国語来訪にも配慮
  • 来訪ログの記録と管理が可能

おすすめ

  • チャット通知主体で運用したい中小規模オフィス
  • 外国語対応が求められる拠点

料金

要問い合わせ(公式サイト参照)

📱 Reception With App(当社)

低コスト・短時間で始められるタブレット受付。Slack/Chatwork/Microsoft Teamsの3チャットに標準対応。

公式サイト:https://reception.sorovan.com/ja/

特徴

  • 月額960円(税込・$9.69)初期費用0円・契約縛りなし・30日無料
  • 業種別テンプレート(オフィス/美容室/クリニック/スクール/不動産店舗など)
  • アプリ導入後、最短10分で運用開始
  • プライバシー重視端末内で完結する運用。来訪者データをクラウド保存しません。チャット通知連携のための一時的なデータのみ保持し、完了後は削除します。
  • 端末紛失対策:タブレット紛失時もOSのリモートワイプで端末内データを消去可能。情報漏えいリスクを最小化。

おすすめ

  • 初めて受付アプリを導入する中小規模事業者
  • 複数チャットを併用する環境、IT担当不在の現場

料金

月額960円(税込)・初期費用0円・30日無料トライアル


簡易比較表(要点のみ)

サービス名 料金目安 チャット連携 主な特徴 情報元
RECEPTIONIST 要問い合わせ Slack/Teams/Google Chat 等 大規模対応、QR・顔認証、入館証発行 公式
Acall 要問い合わせ (用途により選択) ワークプレイス統合(会議室・座席・入退室) 公式
workhub Reception 3,000円〜(税抜) 要確認 スマートロック/ゲート連携、物理セキュリティ強化 公式
Smart at reception 20,000円〜(端末数基準) 要確認 QR・IC、イベントモード、⼤人数処理 公式ブログ
ラクネコ 5,000円〜(50名以下) チャット等(構成による) 低価格・iPad受付、初期0円 公式
EASY-RING 要問い合わせ 通話・ビデオ通話中心 工事不要、短期導入可 公式
WowDesk 要問い合わせ ビジネスチャット(通知) 番号/フォーム受付、多言語、ログ管理 公式
Reception With App 960円(税込) Slack/Chatwork/Teams 初期0円・最短10分・30日無料・多業種テンプレ 公式

※表の内容は各公式情報の要約です。最新・詳細は必ず公式サイトをご確認ください。

📖 参考資料

料金情報の出典:各サービス公式サイト、App Store/Google Play 料金、第三者評価サイト(2025年1月時点)