士業事務所の受付を無人化する方法|税理士・弁護士・社労士事務所の来所対応をタブレットで効率化
税理士・会計事務所や法律事務所、社労士・司法書士・行政書士事務所では、所長も職員も面談や電話、顧問先への外出で手がふさがり、受付に誰も立てない時間が長くなりがちです。士業事務所 受付の対応は少人数ゆえに「気づいた人が出る」運用になりやすく、来所者を入口で待たせてしまう場面も少なくありません。本記事では、士業事務所の受付が抱える課題を整理し、タブレット受付アプリで受付を無人化する方法、相談者のプライバシーへの配慮、そして導入手順と費用までを順に解説します。
士業事務所の受付が抱える課題
士業事務所の受付は、来客数そのものは多くないのに、対応できる人がいないという独特の難しさがあります。数名で運営している事務所では、全員がそれぞれの専門業務を抱えており、受付は「誰かの手が空いたら」の後回しになりがちです。
面談・電話対応中に来所者を待たせてしまう
所長が相談者と面談し、職員が顧問先からの電話に対応している最中に来所があると、誰も入口の様子に気づけません。呼び鈴を置いても、鳴るたびに面談を中断して席を立つことになり、目の前の相談者に対しても失礼になってしまいます。結果として、来所者は誰もいない受付で数分間待たされることになります。
確定申告期・年末調整期は来所と書類の持ち込みが集中する
2〜3月の確定申告期や年末調整期には、顧問先が領収書や源泉徴収票を届けに来たり、予約外で相談に立ち寄ったりと、来所が一気に増えます。書類を置いていくだけの数分の用件でも、担当者が席を外していれば受け取りが遅れ、繁忙期の作業をさらに圧迫します。こうした時期こそ、税理士事務所 無人受付の仕組みがあると、職員が申告書の作成に集中しながら来所に対応できます。
受付専任スタッフを置くほどの来客数ではない
一日の来所が数件から十数件程度であれば、受付専任のスタッフを雇うのは人件費の面で割に合いません。さらに事務職の採用自体が難しくなっており、繁忙期だけ人を増やすのも現実的ではないでしょう。人を増やさずに来所を確実に把握する仕組みが求められています。
相談者のプライバシーと守秘義務への配慮
士業事務所を訪れる相談者の多くは、税務・法律・労務といったデリケートな事情を抱えています。受付の段階から、相談者の情報が不用意に人目に触れない仕組みにしておくことが大切です。
紙の来訪者名簿は、ほかの相談者の名前が見えてしまう
入口に紙の来訪者名簿を置いていると、記入する人には前に来た人の名前や時刻がそのまま見えてしまいます。法律事務所 来客対応では特に、相続・離婚・債務整理などの相談で来所していること自体を、ほかの人に知られたくないという相談者が少なくありません。名簿から知人の名前を見つけてしまう、といった事態は避けたいところです。
来訪記録を端末内に保存し、クラウドに送らない仕組み
Reception With Appの来訪記録は受付用タブレットの端末内に保存され、アプリがクラウドへ送信することはありません。記録のエクスポートや削除もアプリ内で完結するため、保存期間を事務所のルールに合わせて管理しやすくなります。万が一タブレットを紛失した場合でも、iPadなら「iPadを探す」、Androidなら「デバイスを探す」で遠隔消去でき、情報漏えいのリスクを抑えられます。
なお、来所の通知はSlack・Chatwork・Teamsを経由して届きます。チャットツール側にも内容が残るため、通知に載せる項目は来訪者名と用件程度の最小限にする運用がおすすめです。
タブレット受付アプリで士業事務所の受付を無人化する方法
Reception With Appは、iPad・Androidタブレットを受付端末として使う来客通知アプリです。入口に置いたタブレットを来所者がタップするだけで、担当者のスマートフォンやPCに通知が届きます。
「面談のご予約」「書類のお届け」「その他のご用件」でボタンを分ける
受付画面にはボタンを複数並べられ、ボタンごとに通知先を変えられます。士業事務所であれば、次のような振り分けが考えられます。
- 「面談のご予約」→ 担当の税理士・弁護士へのダイレクトメッセージ
- 「書類のお届け」→ 事務スタッフが見ているチャンネル
- 「その他のご用件」→ 事務所全体のチャンネル
用件ごとに適切な人へ直接届くため、「誰が出るか」を職員同士で確認する手間がなくなります。
Slack・Chatwork・Teamsで、面談中でもスマホやPCに通知が届く
通知先はSlack・Chatwork・Microsoft Teams(有料Microsoft 365ユーザーのみ)から選べます。面談中でもPCの画面やスマートフォンで来所を静かに確認でき、外出先の所長の手元にも届きます。顧問先とのやり取りにChatworkを使っている会計事務所や社労士事務所も多いため、普段のツールのまま始められるのも利点です。設定はアプリの「編集」→「送信先を追加」から各ツールにログインして許可し、通知を受け取るチャンネルを選ぶだけです。
事務所ロゴや案内文を背景に設定して、来所者が迷わない受付に
ボタンの文言や画像、背景は自由にカスタマイズできます。事務所のロゴと一緒に「ご用件のボタンを押してください。担当者が参りますので、おかけになってお待ちください」といった案内文を表示しておけば、初めての相談者でも迷わず操作できます。
導入手順と費用:最短10分・月額960円(税込)から
導入に工事や専用機器は不要です。次の4ステップで、最短10分で税理士事務所 無人受付の運用を始められます。
- タブレットを用意し、入口付近に設置する
- アプリをダウンロードする(会員登録・問い合わせは不要)
- ボタンを作成し、通知先としてSlack・Chatwork・Teamsと連携する(ログインして許可するだけ)
- iPadはアクセスガイド、Androidは画面固定を設定し、誤操作を防ぐ
料金は税込月額でApp Store 980円 / Google Play 960円です。初期費用は0円、登録・問い合わせ不要で30日間無料で試せ、月単位の契約なのでいつでも解約できます。
誤操作の防ぎ方はiPadのアクセスガイドで受付専用端末にする方法、Chatworkでの通知の受け方はChatworkで来客通知を受け取る方法、紙の名簿からの切り替えは紙の来訪者名簿をデジタル化する方法で詳しく紹介しています。
よくある質問
相談者の個人情報はどこに保存されますか?
来訪記録は受付用タブレットの端末内に保存され、アプリがクラウドへ送信することはありません。エクスポートや削除もアプリ内で行えます。
予約のない飛び込みの相談者にも対応できますか?
はい。「その他のご用件」などのボタンを用意しておけば、予約のない来所も受け付けて担当者へ通知できます。
事務所の受付を複数の担当者で分けて受けられますか?
はい。ボタンごとに通知先を変えられるため、用件に応じて担当の先生や事務スタッフへ振り分けられます。
まとめ
士業事務所の受付は、面談・電話・外出で人が立てない時間が長く、繁忙期には来所が集中し、さらに相談者のプライバシーへの配慮も欠かせません。タブレット受付アプリなら、用件別のボタンで担当者へ直接通知し、来訪記録は端末内に残せます。受付専任スタッフを置かずに来所を取りこぼさない体制を、まずは30日間の無料トライアルで試してみてください。